ソフトボールのルールを分かりやすく教える方法
ソフトボールの試合をするにあたって、ルールを覚える事は必須です。
ここでは、ソフトボールのルールを分かりやすく教える方法をお伝えします。
1.ソフトボールのルールは実際に経験させて覚えさせる
ソフトボールのルールを教えるには、まずおおまかなルールを教え、その後に細かいルールを教えるのが良いでしょう。
言葉で説明したり、図に書いたりして教える事ももちろん良いですが、細かいルールに関しては、言葉で説明しても頭では理解しているが、実際その時になったら自分で判断できるか分からないという不安もあるでしょう。
細かいルールに関しては、チームで実際に試合形式での練習をし、実際にプレイをした上で失敗をしたり、「今のは、どうなるのだろう?」という疑問がチーム内で沸いたりすれば、しっかり覚えられるチャンスとなります。
あるプレイで失敗をしたり、疑問が沸いた時は、一度プレイを止めその場で説明をします。
その時のプレイの出来事をおさらいし、「この時はここが間違っていたから、こうする事が正しい。
」などメンバーに「間違っていた理由」や、「こうなった時にはこのルールが適用する」など丁寧に説明する事が重要です。
自分でプレイし、身体で覚えた事は決して忘れません。
ややこしいルールが伴うプレイなどは、その場面での練習を一度ではなく何度も続けて練習させ、身体でルールを覚えさせる事が記憶に残る教え方となります。
2.複雑な連携プレイでのルールを教える方法
複雑なプレイほど、ルールが分からなくなったりするものです。
指導者はあらゆる場面を想定した練習をした方が効果的ですので、シートノックも練習メニューに取り入れていきましょう。
シートノックは、野手が各守備につき、ノックした瞬間に試合のようにランナーを走らせるノックです。
指導者は教えたいルールを想定し、その疑問が沸くような場所にノックをします。
ある程度、打つ前に考慮して打つと、より効果的なノックとなるでしょう。
ここが、指導者の見せ所です。
メンバーには、試合形式でルールを覚えさせる際、より効果的に覚えやすいようにいかにノックが出来るかがコツとなります。
また、指導者が「これくらいは分かるだろう」と思っている事も、個人によっては分からない人もいます。
常にメンバーの立場に立って、メンバー目線で見る事も大切です。
連携プレイの時は、一人が理解していないと周りにも影響します。
メンバー全員でルールを覚える事を徹底しましょう。