ソフトボールのバッターボックスでの正しい立ち方と位置

ソフトボールのバッターボックスは、線の中であればどこに立っても問題ありません。

したがって、ボールの打ちやすい立ち位置を把握することで、バッティングは上達します。

今回は、ソフトボールのバッターボックスでの正しい立ち方と位置について詳しく見ていきます。


1.バッターボックスでの正しい立ち方

ソフトボールのバッターボックスは野球と少し大きさが違います。

横幅は野球の方が30cm大きいのですが、縦幅がソフトボールの方が30cm大きいです。

バッターボックスの正しい立ち位置は、バッターボックス内であればどこに立っても問題ありません。

バッターボックスの線は踏んでもよいのですが、バッターボックスの線を越えてバッティングした場合、アウトになってしまうのでご注意ください。

バッターボックスの線は打者席に含まれるとルールブックにも書かれています。

バッターボックスでの正しい立ち方は、バッターボックスの線を越えなければどこに立っても大丈夫ということになります。


2.立ち位置

ソフトボールのバッターボックスは広いので、自分に合った立ち位置を見つけて、有効活用しましょう。

立ち位置を変えるだけでボールが打ちやすくなったり、変化球に対応することができるようになったりします。

ここでは、バッターボックスの立ち位置による効果について見ていきます。


1.前方

バッターボックスの前の方に立つときは、ボールの遅いピッチャーやドロップ系のピッチャーの場合です。

ボールの遅いピッチャーは、バッターボックスの前に立っても十分対応できますし、ボールが落ちるピッチャーであれば、落ちる前の方が打ちやすいです。


2.後方

バッターボックスの後ろの方に立つときは、球速の速いピッチャーやボールの伸びが良いピッチャー、ライズ形のピッチャーの場合です。

また、変化球が来るときには、バッターボックスの後ろの方に立つとボールを長く見ることができます。

一番後ろに立つことによって、キャッチャーを後ろに下がらせることができるので、盗塁がしかけやすくなります。

初心者やボールを打つタイミングを掴むことが苦手な人は、バッターボックスの後ろに立つとよいでしょう。

ボールを長く見ることができるので、ストライクやボールの判断がしやすくなったり、タイミングがつかみやすくなったりします。


3.ホームベース寄り

バッターボックスのホームベース寄りに立つときは、外角を多く投げるピッチャーの場合です。

ホームベース寄りに立つことによってアウトコースが打ちやすくなります。

したがって、アウトコースが苦手な人はホームベース寄りに立つとよいでしょう。

また、バッターボックスのホームベース寄りに立つと、相手バッテリーにプレッシャーを与えることができます。

デッドボールになることもあるので、インコースが投げづらくなるからです。


4.ホームベースから離れる

バッターボックスのホームベース寄りに立つときは、内角を多く投げるピッチャーの時です。

ホームベースから離れて立つことによって、内角のボールが見やすくなるので、打ちやすくなります。


3.まとめ

ソフトボールのバッターボックスの立ち位置は、バッターボックスの線内であれば、どこでも問題ありません。

バッターボックスの線を越えてしまうとアウトになるので、それだけは注意しましょう。

バッターボックスの立ち位置を変えることによって、変化球やスピードボールに柔軟に対応することができますし、自分の苦手なコースも打ちやすくなります。

また、一番後ろに下がればキャッチャーも後ろに下がらなければならなくなるので、盗塁が仕掛けやすくなりますし、投球を予測して立ち位置を変えることによって、相手バッテリーにプレッシャーを与えることができます。

立ち位置一つでヒットを打つ可能性が上がるので、いろいろな立ち位置を試してみてください。

適した位置に立つことによって、バッティングの上達に繋がります。

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