脇を閉めて打つコツ | ソフトボールのバッティング

ソフトボールのバッティングの最大の目的は、ミートポイントのインパクト時に最大の力でボールを打つという事です。

その為には、脇を閉める事もポイントの一つとなります。

この記事では、ソフトボールのバッティングでの脇を閉めて打つコツをお伝えします。

1.ソフトボールのバッティングで脇を閉める理由

日常生活や他の運動でも、脇を閉めないと力が出ない例を挙げてみます。

・綱引きで脇が開いていると力いっぱい引っ張れない。
・雑巾を絞る時、脇が開いていると力いっぱい絞れない
・腕相撲をする時、脇が開いていると力が出ない。

どんな事でも、脇を閉めないと力を出せない事が分かります。

つまり、言い換えると、脇を閉めずに腕の力だけでは力が分散するという事になります。

では、ソフトボールのバッティングでの脇を閉め事による利点を4つお伝えします。

1.強い打球が打てるようになる

脇を閉める事によって、力を分散させず身体に近いところからバットを押し出すスイングになる為、力を集中させてボールに伝える事が出来ます。

2.最短距離でスイングが出来る

脇を閉める事によって、バットのヘッドが身体の近くを通る事になり、ミートポイントまでバットのヘッドが最短距離でスイング出来、インパクト時に最大の力をボールに伝える事が出来ます。

3.インコースにも対応出来る

脇を閉める事によって、インコースの球でもボールを引き付けてフェアグラウンドに強い打球が打てるようになります。

脇が開いているとインコースのボールは当てる事も難しくなるでしょう。

4.ボールの選球に強くなる

脇を閉める事によって、スイングを途中までしていても、ボールや打ちにくい球などの際、途中で止める事が出来ます。

2.脇を閉めて打つ練習方法

脇を閉めて打つ練習方法として、素振りの際にタオルなどをピッチャー側の脇に挟む方法も一つの方法です。

また最近は、スイング前の構えの際、ピッチャー側の脇は閉めキャッチャー側の脇は開けるという構えが主流になっています。

キャッチャー側の脇を開けておいた状態で、トップからスイングし、インパクト時にキャッチャー側の脇を閉める事によって、スイングがより加速し最大の力をボールに伝える事が出来ます。

脇を閉める事によって、バッティングに必要な他の動きも連動してスムーズに出来るようになります。

練習する際には、脇を閉める事を必ず意識してスイングする事を心がけましょう。

そうすれば、バッティングはかなり上達し強い打球が打てるようになるでしょう。