今よりもソフトボールの球速アップを実現する方法

ソフトボールのピッチャーは、もちろんコントロールも大切ですが、球速も重要になります。

今回は、今よりもソフトボールの球速アップを実現する方法についてご紹介します。


1.下半身を強化する筋力トレーニング

ピッチングの球速を上げるには、筋力トレーニングは欠かせません。

特に、下半身を強化することはそのまま球速と球威を高めることに繋がり、ピッチングを上達させます。

ここでは、下半身の筋力アップに特化したメニューについて見ていきます。

1.短距離ダッシュ

20Mほどを全力ダッシュします。

1セット5回に区切り、途中で休みを挟みつつ、3セット行うとよいでしょう。

瞬発力とともにセットを増やすことで、持久力も付けることができます。


2.片足スクワット

まずは両足で立ちます。

その後、片足を上げてお尻を後ろに下げるようなイメージでゆっくりしゃがんでください。

そのあとバランスを崩さないように膝を伸ばして立ち上がります。

10回を1セットとして両足3セットずつ行ってください。

バランスを崩してしまうという人は、初めのうちはなにかに掴まりながら行ってみてください。

正しく行うことが筋力トレーニングの基本です。

コツがつかめないという方は、軸足の方ではなく、上げている方の足の膝を意識してみてください。

その足の膝を地面に近づけるように軸足を曲げていくようにすると、バランスがとりやすく、正しいフォームとなります。


2.遠投を行う

遠投でボールを遠くに飛ばせることができるようになれば、必然と肩は強くなります。

肩が強くなれば球速は自然とアップします。

遠投にもコツがあるのでコツさえつかめれば徐々に飛距離は伸びます。

毎日の積み重ねが大切です。


やり方

手の大きさによりますが、できる方は親指・人差し指・中指の3本でボールを握ってください。

そして、投げるときは思いっきりグローブをはめている方の手を下に振り下ろしてください。

ボールを手から離すときは、指で押し出すように離してください。

腕の力だけで投げようと思っても遠くには飛びません。

全身を使って投げるのと、手首のスナップを効かせてボールを縦回転にすることが重要です。


3.正確なブラッシング

正しいブラッシングは切れのあるボールやスピードのあるボール、コントロールのいいボールを投げるために習得しなければならない技術です。

ブラッシングを正しく行うことが、送球アップ実現してくれます。


1.ブラッシングとは

投球動作の中で、腕を下げるときに肘を腰のあたりにこするように当てることをブラッシングといいます。


2.ブラッシング練習方法

まず、キャッチャーに対して横を向いて立ちます。

ボールを持って肘を伸ばしたまま肩の高さまで手を上げます。

このとき手のひらは上に向けてください。

そのあとは、腕の力を抜いて自然に下に振り下ろし、フォロースルーはまっすぐ前に肘を伸ばしてください。

この動作の中で手のひらが自然とひっくり返った位置がブラッシングの位置なので、それが自分で分かるようになるまで繰り返し行ってください。

腕の力を入れたままだとブラッシングの位置が正確にわからないので、力を抜いて行うことが重要です。

ブラッシングの位置が分かればその後は、投球動作の中に組み込むだけなので、繰り返しブラッシングの位置を確認しながらピッチングを行ってください。

腕に力が入っていると正確なブラッシングができずに、投球のスピードは遅くなります。

腕はできるだけ力を入れないように意識してピッチングを行うことが、球速アップの実現に繋がります。


4.まとめ

ピッチャーの球速アップに筋力トレーニングは欠かせませんが、投げ方やコツがあることも忘れないでください。

速い球を投げようとするとき腕に力が入ってしまいがちですが、体が硬くなればその分投球動作にスムーズさがなくなるの球速は落ちてしまいます。

ソフトボールのピッチングにおいて、球速アップを実現するためには、どれだけスムーズに投球動作を行うことができるかが重要なのです。

そのスムーズさがピッチングの上達に繋がります。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ