自宅でできるソフトボールのピッチャーの練習方法
ソフトボールのピッチャーは、試合の8割を決めると言われるほど、とても重要なポジションです。
今回は、自宅でできるソフトボールのピッチングを上達させる練習方法について見ていきます。
1.筋力トレーニング
ソフトボールのピッチャーは、筋力トレーニングをすることにより安定したフォームでピッチングをすることができるようになります。
特に下半身の筋肉を鍛えることは、ピッチングのコントロールを上達させるうえでかなり重要です。
ここでは、下半身に効果的な筋力トレーニングをご紹介します。
1.空気椅子
壁に背中を付けます。
足を肩幅と同じ幅に開きます。
膝が直角になるまで腰を落としてください。
その体勢のまま1分キープしてください。
これを3回行います。
注意するポイントは、上半身を前かがみにしたりせず背筋を伸ばし、腹筋に力を入れることです。
2.スクワット
足を肩幅と同じくらいの幅に開きます。
視線は、まっすぐ前を見るように意識してください。
手は頭の後ろに組みます。
お尻を突き出すように背中をまっすぐに伸ばしたまま膝を曲げて腰を落とします。
このとき、膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。
最後にゆっくりと姿勢を戻していきます。
呼吸も動きに合わせて深くゆっくりするようにしましょう。
3.フロントランジ
まずは足を前後に開きます。
その後、後ろの足はかかとを上げてつま先だけにします。
腰に手を当て両膝をゆっくり曲げて下におりて、上に戻すを繰り返します。
このとき、後ろの膝は床につかないように気を付けるのと、反対の膝が内側に入らないようにしてください。
この動作を3秒かけて行い、1セット10回を目安に行いましょう。
2.ピッチングフォームの確認
ピッチングフォームにばらつきがあると、速くてコントロールの良いボールは投げれませんし、筋力の負荷が一か所に偏るので、肘や肩の故障に繋がります。
ですから、ピッチングフォームを固めることはとても重要です。
ここではピッチングフォームを固める効果的なトレーニングとして、タオルを使ったシャドーピッチングの練習方法ををご紹介します。
シャドーピッチング
まずは鏡の前に立ちます。
ボールの代わりにタオルを持ってください。
そのあとはいつも通りの投球フォームをとります。
その繰り返しです。
このとき、スタンス、肘、肩の動き、リリース、フォロースルーなどを細かくチェックしてください。
ピッチングフォームが正しければタオルはきれいな弧を描きますが、正しくないフォームであれば、タオルが腕に巻き付いてきたりタオルが途中で曲がったりします。
空気を切るイメージでフォロースルーすると、ピッチングフォームがとりやすくなります。
3.まとめ
今回は自宅でできるソフトボールのピッチャーのトレーニング方法として、筋力トレーニングとシャドーピッチングをご紹介しました。
筋力トレーニングはボールのスピードを上げるだけでなく、筋力が付くことによって安定したフォームで投球することができるようになるので、コントロールがよくなります。
また、シャドーピッチングを行うことによって自分自身で投球フォームを確認することができるので、ピッチングの向上にも繋がります。
ぜひ、試してみてください。